ロシアや南太平洋など遺骨2498柱 千鳥ヶ淵で拝礼式[2015/05/25 17:20]

 東京・千代田区の千鳥ヶ淵戦没者墓苑で、第2次世界大戦の戦没者の遺骨を納める「拝礼式」が行われました。

 式典には、秋篠宮ご夫妻や安倍総理大臣、遺族など約650人が参列しました。今回、墓苑には、第2次世界大戦で死亡し、その後、ロシアや南太平洋のビスマーク・ソロモン諸島などで収集された身元が分からない人の遺骨2498柱が納められました。墓苑に収められた遺骨はこれで36万2570柱になりますが、海外には約113万人の遺骨が残されたままです。塩崎厚生労働大臣は、「戦後70年を迎え、異郷の地に眠る多くのご遺骨に一日でも早くご帰還頂くことは国の責務」と述べました。

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