川内原発、再稼働に必要なすべての審査終了 規制委[2015/05/27 14:00]

 原子力規制委員会は、九州電力の川内原発1号機と2号機の運用の仕方などを定めた「保安規定」を認可し、再稼働に必要なすべての審査を終えました。

 規制委員会は、鹿児島県の川内原発で過酷事故が起きた場合の対応などを定めた保安規定を認可しました。これで、再稼働に必要な「設置変更許可」「工事計画」「保安規定」の3つの認可がすべてそろい、川内原発についての規制委員会の審査がすべて終了しました。今後は、計画通り機材などが設置されているかどうかを調べる「使用前検査」が問題なく終われば、九州電力の判断で再稼働が可能になります。九州電力は、1号機は7月末、2号機は9月末の再稼働を目指すとしています。

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