交通死亡事故が急増 警視庁などが緊急対策会議[2015/05/27 21:21]

 東京都内で交通死亡事故が急増していることを受け、都や警視庁などの関係機関が集まって緊急対策会議が開かれました。

 警視庁によりますと、都内では今年に入ってから68人が交通事故で死亡し、去年の同じ時期より19人増えています。このうち65歳以上の高齢者は22人で、全体の3割以上となっています。また、自転車に乗っていて死亡した人の数は、去年より6人多い17人となっています。緊急対策会議では、都や警視庁など関係機関の担当者が集まり、地域の状況に応じた高齢者への交通安全教室を開いたり、自転車の利用者にヘルメットの着用を呼び掛けていくことなどが話し合われました。来月1日から危険な運転を繰り返す自転車利用者への講習制度が始まることから、警視庁は交通ルールの徹底を呼び掛けることにしています。

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