皇居で「古式馬術」披露 両陛下の傘寿を記念[2015/05/30 17:47]

 天皇皇后両陛下が80歳の傘寿を迎えられたことを記念して、江戸時代から伝わる古式馬術が皇居で披露されました。

 宮内庁の職員による古式馬術は皇居内の馬場で披露され、両陛下のほか、安倍総理大臣や歴代の総理・衆参両院議長、大臣の経験者ら160人が鑑賞しました。披露された打毬(だきゅう)と呼ばれる競技は、8世紀から9世紀ごろに日本に伝わってきたとされ、紅組と白組に分かれてそれぞれの色の毬(たま)を穴へ投げ込みます。乗馬が趣味だった陛下は、皇太子時代に美智子さまや秋篠宮さまとしばしば打毬を楽しまれています。宮内庁によりますと、今回は、国政に力を尽くしてきた関係者の労をねぎらいたいという両陛下のお気持ちから催されたということです。

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