噴火は「マグマ水蒸気爆発」 今後も噴火の恐れ[2015/05/31 05:55]

 鹿児島県の口永良部島の噴火について、気象庁の火山噴火予知連絡会は「マグマ水蒸気爆発」だったとする見解を示しました。

 火山噴火予知連絡会・井口正人委員:「まだ一連の活動期の初期段階にある可能性がある。2年から3年程度の警戒は今後、必要になってくる」
 火山の専門家らでつくる火山噴火予知連絡会は、29日の噴火について、地下水がマグマに触れて大量の水蒸気へと一気に変わることで起きるマグマ水蒸気爆発だったとする見解を示しました。地下には大量のマグマが残っているとみられ、今後も同じ規模かさらに爆発力の強い噴火が起きる恐れがあるとしています。また、長期化が懸念されている住民避難については、最悪、年単位で続く可能性を示唆しました。

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