小笠原沖でM8.5 震度5強 関東地方で13人けが[2015/05/31 11:56]

 30日夜に小笠原諸島や神奈川県で震度5強を観測した地震で、13人がけがをしたことがANNのまとめで分かりました。

 小笠原諸島沖を震源とする30日の地震は震源が590kmと非常に深く、広い範囲で強い揺れが観測されました。川崎市で56歳の男性が階段から落ちて肋骨(ろっこつ)を折るなど、東京・神奈川・埼玉の1都2県で合わせて13人がけがをしています。東海道新幹線は一時、全線で運転を見合わせ、乗客約600人が新幹線の中で夜を明かしました。JRは31日朝、横須賀線の一部で運休があったものの、現在はほぼ平常通り運転しています。この地震を受けて海上保安庁は、火山活動の続く小笠原諸島の西之島を緊急で調査しました。上空からは今のところ、目立った変化はないということです。

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