自転車の交通ルール厳罰化 切符2回で有料講習[2015/06/01 11:51]

 自転車の運転についての規制が1日から厳しくなりました。酒酔い運転のほか、14歳以上の人が信号無視や携帯電話を操作しながら事故を起こすなどの危険な運転をして3年以内に2回、摘発されると講習が義務付けられます。講習は有料で、講習を受けないと最大で5万円の罰金が科せられます。

 1日から施行された改正道路交通法では、酒酔い運転や信号無視、踏切の遮断機をくぐるなど、14の危険な運転が講習制度の対象として摘発されます。制度のスタートを受けて、東京・港区の交差点では朝、警視庁の警察官が違反者の取り締まりを行いました。また、イヤホンを付けた自転車の利用者に事故の危険があるとして注意を促しました。
 自転車の利用者:「良いことだと思います。不便と言ったら不便だけれど、そこは安全第一だと思うので」
 講習は3時間で、交通ルールの知識を問うテストも行われ、5700円の手数料は自己負担となります。受講しない場合、5万円以下の罰金が科されます。

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