不審メールは職員宛てに100通以上　不審電話は43件[2015/06/04 11:49]

　日本年金機構から加入者の情報が約125万件流出した問題で、ウイルスが入っていたとみられる不審なメールは、職員宛てに100通以上、届いていたことが分かりました。

　関係者によりますと、不審なメールは先月18日までに100通以上に上り、送信元は複数のアドレスが使い分けられていました。それらのメールは一般に公開されていない職員のアドレスにも届いていたことから、先月8日に最初に感染した際、職員のメールアドレスなど内部情報が流出していた可能性もあります。警察庁によりますと、問題が発覚してから3日夕方まで、全国で年金関連の不審電話が43件あったということです。また、専用の電話窓口には、これまでに22万件を超える問い合わせが寄せられています。

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