児童虐待防止 東京都と警視庁に取り組み求める[2015/06/04 18:15]

 東京・足立区で、3歳の男の子が両親にウサギ用のケージに閉じ込められて死亡した事件などを受け、虐待防止に取り組む団体が、東京都と警視庁に情報を共有して対策に取り組むよう要望しました。

 要望したのは、児童虐待防止に取り組む「シンクキッズ」など2つの団体で、都の担当者に要望書を手渡しました。児童相談所が把握したすべての虐待の情報を警察に通報することや、警察が虐待がある家庭を事前にデータ化し、その家庭に関する110番通報があった場合は、虐待の可能性を念頭にして対応するよう求めています。シンクキッズの後藤啓二代表は、「虐待から子どもたちを救うために、早急に対策を取ってほしい」と訴えました。

こちらも読まれています