浅間山 周辺自治体など対策会議 登山道で注意も[2015/06/12 11:49]

 長野県軽井沢町では、浅間山の周辺自治体や気象庁などが会議を開き、現状や対応について情報を共有しました。

 会議には、長野・群馬両県と周辺の6市町村、それに気象庁の担当者が出席しました。気象庁からは、火山性地震と二酸化硫黄の放出量が増えているため、噴火警戒レベルを引き上げたと説明がありました。そして、各自治体がレベル引き上げ後の防災対策を報告しました。登山道を抱える長野県小諸市は、火口から2kmの範囲を立ち入り禁止にし、市の職員が7合目の登山道と登山口で12日午後まで注意を呼び掛けることにしています。気象庁の宮下誠火山防災官は、今後、火口から2kmを超える規模と範囲で噴火があった場合、入山を規制するレベル3に引き上げるとした一方、可能性は低いという認識を示しました。

こちらも読まれています