社会

2015年6月16日 13:35

朝から増えた火山性地震 浅間山噴火の前兆だったか

2015年6月16日 13:35

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 火山活動が高まっている浅間山で、ごく小規模な噴火が発生した模様だと気象庁が発表しました。

 16日午前9時半すぎ、群馬県と長野県にまたがる浅間山から北に4kmの場所にある観光施設の職員から「火山灰のようなものが降っている」と連絡がありました。周辺の他の施設でも車に灰が積もっているのが確認されたことなどから、気象庁は、ごく小規模な噴火が発生した模様だと判断しました。午前8時すぎからは火山性地震が増えたほか、マグマの動きなどを示す火山性微動が続いていて、これが噴火の前兆だった可能性があります。噴火警戒レベルは2の火口周辺規制のまま変わりません。気象庁は、今後も火口から約2kmの範囲では噴火に伴って大きな噴石が飛び散る危険性があるとして警戒を呼び掛けています。

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