小渕氏の不起訴に「幕引きできない」 審査申し立て[2015/06/23 13:41]

 小渕優子前経済産業大臣の関連政治団体を巡る政治資金規正法違反事件で、群馬の市民団体が小渕氏の不起訴は不当として、検察審査会に審査を申し立てました。

 小渕氏の4つの関連政治団体の収支報告書を巡っては、支援者向けの観劇会の収支を操作するなど嘘の記載をしたとして、元秘書の折田謙一郎被告(67)ら2人が4月、東京地検特捜部に在宅起訴されました。一方、特捜部は、小渕氏について「刑事責任を問える証拠はない」として、嫌疑不十分で不起訴処分としました。群馬県の市民団体は23日、小渕氏の不起訴は不当として、検察審査会に審査を申し立てました。市民団体の代表は「嫌疑不十分で幕引きはできないと確信している」と話しています。

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