認知症不明者の届け出1万人超える 警察庁[2015/06/25 15:14]

 去年1年間に認知症で行方不明になったとして警察に届け出があった人は1万783人で、前の年より450人以上増えたことが分かりました。

 警察庁によりますと、去年1年間に全国の警察に届け出があった行方不明者は8万1193人で、このうち認知症の人は前の年より450人余り増えて1万783人でした。約97%の人が1週間以内に所在が確認されましたが、去年12月までに168人の行方が分かりませんでした。また、去年も含め、これまでに所在が確認された人のうち429人がすでに死亡していました。警察庁は、全国で受理した届け出をデータベース化していますが、今後も自治体や病院などと緊密に連携を図り、早期発見や保護に努めたいとしています。

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