浅間山“最も多い火山ガス” 地下のマグマ活発…?[2015/06/25 17:07]

 浅間山で、観測が始まってから最も多い火山ガスが確認されました。

 火山活動が高まっている浅間山で25日、気象庁が火山ガスの放出量を調べたところ、1日あたり5600tの二酸化硫黄が観測されました。これは2002年に浅間山で観測を始めてから最も多い放出量です。6年前に5000tを超えた時には、約2週間後に小規模噴火しました。気象庁は地下のマグマの動きが活発になっているとみていますが、ガス以外の観測データに現時点で目立った変動がないため、噴火警戒レベルは2の火口周辺規制のままです。浅間山では、先週のごく小規模な噴火以降、噴火は発生していません。

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