栃木・塩谷町、現地調査急ぐ環境省に改めて「NO」[2015/06/26 18:41]

 放射性物質を含む指定廃棄物の処分場候補地に名指しされた栃木県塩谷町が、現地調査を急ぐ環境省に改めて「NO」を突き付けました。

 塩谷町によりますと、25日、環境省が突然、処分場建設の前提となる住民への説明会の開催と現地調査を町に文書などで申し入れたということです。これに対し、塩谷町側は強く反発し、申し入れ文書を小里環境副大臣に返却しました。塩谷町は、処分場の在り方を巡って有識者会合が見直し作業を進めているにもかかわらず、環境省が塩谷町での処分場建設にこだわっていると反発を強めています。

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