新国立競技場 巨大アーチ維持、総額は約2520億円[2015/06/29 10:32]

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの関係機関の会議が29日朝に開かれ、新国立競技場について、従来のデザインを維持して約2500億円で建設する方針が正式に示されました。

 会議の内容についてはまもなく発表されますが、下村文部科学大臣が新国立競技場について、2019年のラグビーワールドカップまでに間に合わせるための建設スケジュールを説明しました。そのうえで、ザハ・ハディド氏のデザインである2本の巨大なアーチは維持し、常設の観客席を8万席から6万5000席にするなどして、総額を2520億円とする案でゼネコンと契約する方針を示しました。今後、整備費を巡る都の負担についての協議が本格化することになります。

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