福島第一原発2号機 汚染水4500t除去完了へ[2015/06/30 11:55]

 福島第一原発の2号機トレンチにたまった高い濃度の汚染水が、30日中に取り除かれる見通しとなりました。

 福島第一原発の2号機と3号機のタービン建屋につながるトレンチと呼ばれる地下のトンネルと立坑には、高い濃度の汚染水がたまっていて、いかに取り除くかが大きな課題でした。東電は、汚染水とは混じらずに固まる特殊なコンクリートの投入を断続的に続け、30日中に2号機側の4500tすべての除去が完了する見通しです。また、3号機トレンチの汚染水約6000tも来月中旬までに取り除くとしています。当初の汚染水の一部を凍らせて取り除く方法は失敗したため、完了までに1年を要する結果となりました。

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