箱根山 ごく小規模噴火 噴火警戒レベル2から3に[2015/06/30 14:55]

 気象庁は、神奈川県の箱根山でごく小規模な噴火が発生したとして、30日午後0時半、噴火警戒レベルを2から3の入山規制に引き上げました。

 気象庁は、30日に行った現地調査で、29日に確認された新たな噴気孔の周辺に火山灰などの堆積物が積もって盛り上がっているのを確認しました。また、ロープウェーの大涌谷駅近くで火山灰が降っていたということです。これらのことから、大涌谷で29日夜から30日朝にかけて、ごく小規模な噴火が発生したものと判断しました。今後は、大涌谷周辺の半径700m程度の範囲に影響を及ぼす噴火が発生する恐れがあるとして、警戒を呼び掛けています。また、警戒レベルの引き上げを受けて、箱根町は大涌谷周辺の立ち入り規制を半径300mから半径1kmに広げることを決めました。

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