警視庁が「ドローン」を初めて使い…大規模災害訓練[2015/07/02 18:53]

 警視庁は、小型無人機「ドローン」を初めて活用するなどして、大規模な災害を想定した訓練を行いました。

 東京・江戸川区の河川敷で行われた訓練には、警視庁の機動隊員や小学生ら約1000人が参加しました。訓練は、土砂崩れで住宅などが倒壊した想定で行われ、カメラを搭載したドローンを初めて使用し、上空から災害の状況を確認していました。ほかにも、飛行機の墜落事故や大地震などの災害を想定して、ヘリコプターや特殊車両が出動し、救助の手順を確認していました。高綱直良警視総監は、「災害は時と場所を選ばない。首都直下地震を始め、台風や集中豪雨の季節を迎えるにあたり、一層の警戒が必要となる」などと指示していました。

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