土砂崩れで通行止め 周辺住民は自主避難も 山梨[2015/07/16 17:01]

 北上中の台風11号は16日午後5時現在、四国沖約110kmの海上にあります。大雨の影響で山梨県上野原市では、法面が大規模に崩れ落ちました。現場から中継です。

 (社会部・井上敦記者報告)
 上野原市の土砂崩れ現場に来ています。通行止めとなっていて、先に入ることはできません。法面が住宅ギリギリの所まで崩れ落ちてしまっています。そして、下の地面がえぐり取られて宙に浮くような状態となっている箇所もあります。雨よけのブルーシートが掛けられていますが、今も降り続く雨の影響で、小石や泥まじりの水が流れ出しています。市では16日午前7時前に、住民からの通報を受けた警察からの連絡で状況を把握したということです。上下の家の住民はすでに自主避難していて、けが人などはありません。上野原市では、この台風による大雨で土砂災害の危険があるとして、45世帯、114人に避難勧告が出ています。

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