ナンペイ事件から20年 “執念の捜査”解決誓う[2015/07/25 17:50]

 東京・八王子市の「スーパーナンペイ」で、女子高校生の矢吹恵さん(当時17)ら3人が殺害された事件からまもなく20年です。矢吹さんの当時の同級生ら約20人が追悼集会を開きました。

 殺害された矢吹さんの同級生・鷹野めぐみさん(37):「悔しいというよりは…悲しい。式次第の文字を見て、ああもう20年が経ってたんだ…」
 1995年7月30日、八王子市のスーパーナンペイの事務所で、女子高校生の矢吹さんらアルバイトの女性3人が拳銃で頭を撃たれて殺害されました。警視庁は、これまでに日中混成の強盗団の関与を疑い、カナダに住む中国人の男性から事情を聴きましたが、新たな情報は得られませんでした。さらに、現場に残された粘着テープから採取された指紋の一部がほぼ一致した男性が捜査線上に浮上しましたが、犯人の特定には至っていません。
 警視庁捜査第1課・岩城茂警部:「20年の月日が経ってしまって申し訳ないとともにですね、何とか一日でも早く検挙したいという気持ちを捜査員一人ひとりが持っています」
 警視庁は、犯人像を絞り込まず、捜査資料を改めて見直し、広く情報提供を呼び掛けています。

情報提供先:八王子警察署特別捜査本部 042−645−0110

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