事故から5時間、焼け落ちた住宅の真ん中に尾翼が…[2015/07/26 17:32]

 26日午前11時すぎ、小型機が住宅街に墜落しました。3人の方が亡くなっています。場所は東京都調布市の住宅街です。事故現場の近くで取材をしている矢島悠子アナウンサーから報告です。

 (矢島悠子アナウンサー報告)
 墜落事故から5時間が経っていますが、現場には時折、サイレンが鳴り響きます。墜落事故現場の一部で放水活動が始まり、鎮火されていないくすぶっている所があることが分かります。事故現場を見ると、焼け落ちた住宅のちょうど真ん中辺りに小型機の尾翼が確認できます。ひっくり返った尾翼は、おなかの辺りを見せているかのように横たわっています。その前には青い瓦屋根が見え、さらに、焼けて炭状になった2階の梁(はり)の部分が見えてきます。隣の家では、ガラスやライトの部分が焼け落ちてしまってフレームだけが残された車も見えて、炎の強さと勢いが分かります。そして、26日午後に国の運輸安全委員会の事故調査官が入りました。調査が続けられている模様です。周りには消防隊員もまだいて、現場は騒々しい状態が続いています。国土交通省によりますと、死亡したとみられているのは、機長の川村泰史操縦士(36)と副操縦士、墜落に巻き込まれた住民の女性の合わせて3人だということです。

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