水難事故を防げ 本番さながら溺れた人の救助訓練[2015/07/30 18:39]

 夏の行楽シーズンで水難事故が増えることから、東京・品川区の運河で救助訓練が行われました。

 訓練は、品川区の天王洲運河で警察官や区の職員ら約130人が参加し、溺れている男性を救助するという想定で行われました。水上バイクで駆け付けた警視庁の水難救助隊員が水に触れると、自動でガスが充てんされて膨らむ浮き輪を投げ入れます。その後、桟橋から隊員が海に飛び込み、男性を確保し、ロープで引っ張り救助しました。さらに、警備艇から隊員2人が海に飛び込んで別の男性を確保するなど、救助の手順を確認していました。警視庁は、行楽シーズンを迎えて海や川での水難事故が増えることから注意を呼び掛けています。

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