湘南でサメ目撃 9カ所の海水浴場が遊泳禁止[2015/08/15 11:54]

 14日、神奈川県茅ヶ崎市の沖合でサメの群れが確認されたことから、湘南の5つの市や町の合わせて9カ所の海水浴場が遊泳禁止になっています。

 (社会部・古武家朋哉記者報告)
 茅ヶ崎市の海水浴場では、14日から遊泳禁止措置が取られていますが、15日午前10時半の時点では例年とさほど入りは変わらないということです。しかし、海で泳げないということで、浜辺で砂遊びなどをして楽しんでいるお客さんが多くいらっしゃいます。
 海水浴客:「残念ですけど、海の中に入れなくて。でも、これだけ空いててゆっくり砂遊びができるのはラッキー」「(サメの目撃情報は)全然、知らないで来た。泳げないのも知らなかった」「残念だね、こわいね」
 海の家のスタッフ:「きょう、明日が一番の人の入りなのに、ちょっと少なく感じる」
 14日、茅ヶ崎市の沖合の烏帽子岩の近くで、約30匹のシュモクザメとみられるサメが泳いでいるのが確認されました。これを受けて、茅ヶ崎市や平塚市、鎌倉市など5つの市や町、合わせて9カ所の海水浴場が遊泳禁止になっています。警察などが船やヘリコプターで海を監視しています。15日は今のところ、サメの目撃情報はないということです。こちらの海水浴場では、ライフセーバーの数を普段よりも5人ほど増やして、波打ち際で海水浴客の警戒にあたっています。

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