現場の不審車両“1台だった” 高槻・中1女子遺棄[2015/08/20 11:45]

 大阪府高槻市で中学1年生の平田奈津美さん(13)が遺体で発見された事件。遺体発見現場近くの防犯カメラの映像から、当初、遺体発見現場に不審な車2台が出入りしていたとみられていましたが、解析が進み、実際は1台だった可能性が高いことが分かりました。

 (高橋大作アナウンサー報告)
 事件発覚から20日で1週間です。遺体発見現場の犯行時間帯の様子を捉えた防犯カメラを入手し、犯人につながる新たな事実が浮かび上がりました。現場から50mほど離れた場所にある防犯カメラの映像です。遺体発見約1時間前の13日午後10時35分ごろ、ヘッドライトを付けた車が駐車場に入ってきて、遺棄現場の隣の駐車スペースに停車。その5分後、再び車が遺棄現場に向かい、先ほどと同じ場所に止まりました。不審車両は約30分間、ヘッドライトを消して現場にとどまり、その後、駐車場を離れました。平田さんの遺体が発見されたのは、この約20分後でした。肉眼では2台の車が現場に向かったように見えますが、警察が解析した結果、1台の車がライトを消して行ったり来たりしていたことが分かり、犯行に関与した不審車両は1台の可能性が高いということです。警察は、2人の目撃情報が途切れた大阪府の寝屋川市駅から遺棄現場へ向かう途中の大阪府枚方市内の幹線道路沿いの防犯カメラの映像を入手するなど、この不審車両の行方を追跡しています。

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