住民らフェリーで避難も　伊方原発で避難計画[2015/08/26 16:39]

　愛媛県の伊方原発について、地域住民の避難計画が取りまとめられました。

　政府が主催する原子力防災協議会は、伊方原発がある愛媛県佐田岬半島の住民約1万人について、事故が起きた場合は原発からの距離にかかわらず、すべての住民を避難させる計画を取りまとめました。住民は陸路だけでなく、フェリーを使って大分県に避難することになっています。このほか、ヨウ素剤の事前配布や39の屋内退避施設を地域で整備することなども盛り込まれました。