新国立競技場の総工費1550億円を上限 冷暖房なし[2015/08/28 10:32]

 政府は28日に関係閣僚会議を開き、新国立競技場の総工費の上限を前の計画に比べて約1000億円少ない1550億円とする新たな整備計画を決定しました。

 安倍総理大臣:「工事費について従来の案より1000億円以上削減し、大幅なコスト抑制を達成することができました」
 新たな整備計画では、総工費の上限は1550億円と決まりました。前の計画に比べて約1000億円減りました。収容人数は6万8000人としていますが、サッカーのワールドカップ招致にも対応できるよう、大会後、トラックの上に観客席を設けて8万人に増やせるようにするということです。建設の費用を減らすために冷房機能は取り付けないことにしています。屋根については、観客席の上だけにとどめることになりました。来月1日には公募手続きが始まり、年内に設計・施工を請け負う業者が選定されます。

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