“活火山”白山で噴火警戒レベルの運用開始[2015/09/02 17:12]

 石川県と岐阜県にまたがる活火山の白山で、噴火警戒レベルの運用が2日から始まりました。

 2日午後1時、金沢地方気象台の端末には白山に初めての噴火予報が表示されました。白山の火山活動に特段の変化はなく、「活火山であることに留意」とする噴火警戒レベル1が発表されました。発表後、気象台の担当者は、石川県と対象地域の白山市に情報を受信しているか確認していました。噴火警戒レベルは火山活動に応じて危険な範囲や防災対応を5段階に区分した指標です。桜島や御嶽山など全国30の活火山で運用されていて、白山は31番目の運用火山となりました。
 中堀康弘火山防災官:「普段から気象庁が発表する火山情報に耳を傾けて、山に入る場合は注意しながら利用することが必要」
 白山の噴火警戒レベルは気象庁のホームページで確認できます。

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