住宅「竜巻のようなもの見た」 被害わずか15秒で[2015/09/07 05:50]

 6日夜、千葉市で突風によって住宅の屋根が飛ばされるなどの被害が相次ぎ、3人がけがをしました。現場から報告です。

 (社会部・鈴木彩加記者報告)
 被害が最も大きかったとみられる場所では、ブロック塀が10m以上にわたってなぎ倒されるなどしてがれきが散乱しています。また、住宅の壁が剥げ落ちたり、屋根の一部が飛ばされるなど爪痕が残されています。午後9時半すぎから、千葉市中央区のJR蘇我駅周辺で突風による被害の報告が相次ぎました。電線が切れたり、物置が飛ばされるなど40件近い被害が出ています。
 被害に遭った人:「時間にしたら15秒くらい。バラバラバラっといって終わった」「すごい音がした、ゴーって。すぐだから竜巻だなと私は思った」「うち?ダメダメ。雨でビショビショ、2階は。屋根がないんだもん、半分ないんだもん」
 この突風により、ガラスで切ったり風にあおられて転倒するなど3人がけがをしました。また、JR蘇我駅では、外房線の電車の窓ガラスが割れる被害が出ましたが、約100人の乗客にけがはなかったということです。住民の方からは「竜巻のようなものを見た」という情報が相次いでいます。気象台では、7日に職員を派遣して、突風が竜巻だったかどうかを調べることにしています。

こちらも読まれています