汚染水流出の恐れ 457人孤立状態の町も 福島[2015/09/10 11:46]

 福島県内では、南会津町で橋が流されて住民が孤立状態になっています。

 (片山真人アナウンサー報告)
 福島県南会津町静川では、桧沢川に掛かる全長20mの高橋橋が流されています。そして、川岸の護岸も大きくえぐられているのが分かります。国道289号の1.5km先にある橋も通行できなくなり、その奥の180世帯457人が孤立状態になっています。福島県内では、降り始めからの雨量が400mmを超えたところがあるなど、会津地方を中心に記録的な大雨となっています。南会津町などの20棟以上が床下まで水につかる被害が出ています。また、東京電力によりますと、福島第一原発では汚染水タンクを囲う堰(せき)の中の水位が大雨で上昇し、放射性物質を含む雨水が最大で4時間ほど外に漏れ出た恐れがあるということです。

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