鬼怒川決壊で依然15人行方不明、4200人超が避難[2015/09/13 00:16]

 鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、依然として15人の行方が分かっていません。また、4200人以上が避難を続けています。

 常総市の災害対策本部によりますと、今回の水害で15人と連絡が取れない状況が続いているということです。また、17カ所の施設で約4200人の住民が避難を続けていて、対策本部は12日から2カ所の相談窓口を設置し、行方不明者に関する情報を求めることにしています。一方、孤立した人たちの救助活動は12日も続けられ、100人以上が孤立していた老人ホームでは、警察がヘリコプターやボートで救助しました。老人ホームの1階は約50cm浸水したため、入居者は2階に移動して1人部屋に3人で生活していました。午後7時ごろに孤立していた103人の入居者全員が別の老人ホームに搬送されました。

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