堤防決壊「越水破堤」の可能性 専門家が現地調査[2015/09/14 00:47]

 決壊した茨城県常総市の鬼怒川の堤防には、国土交通省の調査チームが入りました。あふれた川の水が堤防周辺を削り取り、大規模な決壊に至った可能性があるということです。

 13日の午前、大学教授などの専門家で構成される国の調査委員会のメンバーが決壊した堤防周辺に入り、堤防の断面を測るなど現場の状況を調査しました。堤防が壊れた原因については、まず大雨の増水で川があふれ、その水が堤防周辺を削り取って破壊する「越水破堤」の可能性があるという見方を示しました。
 調査委員会・安田進教授:「今、見た限りではしっかりした地盤がある。だんだん越流して崩していったのかなと」
 調査委員会はさらに詳しく原因究明していく方針です。

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