阿蘇山 「マグマ水蒸気噴火」の可能性高い 気象庁[2015/09/14 13:40]

 阿蘇山の噴火について、気象庁は「マグマ水蒸気噴火」の可能性が高いという見解を示しました。

 気象庁地震火山部・北川貞之火山課長:「火口からおおむね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石と火砕流に警戒を。それほど爆発的ではなかったといえますが、マグマ水蒸気噴火だった可能性もある」
 今回の噴火を受けて、気象庁は、阿蘇山の噴火警戒レベルを「2」から「3」に引き上げました。噴火は現在も続いていて、火口からおおむね2kmの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流、風下側では火山灰への注意が必要です。また、気象庁は、今回の噴火は火山灰にマグマの成分が含まれていることから、マグマ水蒸気噴火の可能性が高いという見解を示しました。

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