汚水などで感染症を懸念 常総市が消毒液配布[2015/09/21 11:51]

 今月10日、鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では、汚水などの清掃作業で感染症にかかる被害を防ぐため、消毒液が配られています。

 常総市では、住宅や公共施設の排水作業がほぼ完了し、流れ込んだ汚泥などの清掃作業が進められています。市は、作業中に汚水や汚泥などで大腸菌やサルモネラ菌などの感染症にかかる恐れがあるとして、壁や家具などにかける消毒液を配布しています。
 住民:「床下収納外すと下に泥が入っちゃっていて、自分より子どものほうが何かなっちゃうと嫌なので」
 堤防が決壊した場所より下流の地域では、まだ排水が終わっていない場所もあります。住民らに加えて、多くのボランティアも参加して復旧作業を急いでいます。

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