「拉致問題の早期解決を」被害者家族が国連で訴え[2015/09/22 05:53]

 国連人権理事会に拉致被害者の家族が出席し、早期解決を訴えました。北朝鮮代表はその場で強い反発を示しました。

 田口八重子さんの長男・飯塚耕一郎さん(38):「私を産んでくれた母・田口八重子にいち早く『お母さん』という言葉を初めて直接、伝えたい」
 拉致被害者・田口さんの長男の飯塚さんは「家族は高齢化している。拉致問題はもはやこれ以上、時間をかけていい問題ではない」と一刻も早い救出への協力を国際社会に求めました。横田めぐみさんの弟・拓也さんも演説を行い、会場に来られなかった両親の滋さん、早紀江さんの思いを併せて述べました。一方、出席していた北朝鮮の代表は強く反発しました。
 北朝鮮代表:「日本は(過去の)人権侵害を認めていないと国際的に非難されている。私の国の格言で言うなら『他人のことに干渉するな』だ」

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