「似顔絵」で犯人摘発を…警視庁で技能大会[2015/10/07 19:19]

 目撃者から特徴を聞き取り、犯人のイラストを描く「似顔絵捜査員」の技能を競う大会が開かれました。

 目撃者役の警察官:「長さは5cmから10cmくらいで、ボリュームがあります」
 警視庁には、犯人を目撃した人から顔の特徴などを聞き取ってイラストで再現する似顔絵捜査員が約300人在籍しています。似顔絵で犯人を捜す手法は、日本では江戸時代の人相書きまでさかのぼります。警視庁は1974年から似顔絵捜査を始め、今年1月から9月末までに1084件の事件で似顔絵が作られ、そのうち52件で摘発に貢献したということです。警視庁は「科学捜査が重要視されるなかでも、似顔絵捜査は伝統的で重要な捜査手法である」としています。

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