どうなる鬼怒川の決壊から1カ月、企業の被害62億円[2015/10/09 11:56]

 鬼怒川の堤防が決壊してから10日で1カ月です。茨城県常総市では、企業などの被害額が少なくとも62億円に上ることが分かりました。

 被災した建設業の人:「(被害は)やっぱりトラックですね。あと建設用の重機です」
 常総市の商工会は、約1000の企業や商店などを対象に被害の調査をしています。中間報告によりますと、建物が流されたり、工業用の機械が壊れるなど被害額は少なくとも62億円を超えているということです。
 常総市商工会・生井邦彦会長:「(被害を受けた人から)『よし、ここでもう一回、出直すんだ』という話を聞いて、心強くも思ったし、これは可能性あるなと」
 商工会は窓口を設けて、今後の経営や金銭の補助などの相談に応じています。常総市の堤防の決壊から10日で1カ月ですが、今も約430人が避難所で生活しています。

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