西之島の噴火 雲仙普賢岳に次ぐ戦後2番目の規模[2015/10/20 18:10]

 西之島の噴火は、戦後2番目の規模であることが分かりました。

 海上保安庁によりますと、西之島でおととし11月から始まった噴火活動に伴う溶岩などの噴出量は、東京ドーム129個分にあたる約1.6億m3となっていることが分かりました。重量に換算すると約4億tに及ぶということです。これは1990年からの雲仙普賢岳の噴火に次ぐ戦後2番目の規模で、今後も噴火が続けば戦後最大になる可能性もあります。また、海中に流れ込んだ溶岩によって、島の東側の海底は噴火前よりも最大80mほど水深が浅くなっていました。海上保安庁は、今後も調査や分析を続ける方針です。

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