電車内でテロ対策訓練 伊勢志摩サミットを前に[2015/10/29 05:58]

 来年に開催される伊勢志摩サミットを前に、東京・世田谷区で電車内に爆発物が置かれたことを想定したテロ対策訓練が行われました。

 訓練は東急電鉄世田谷線の世田谷駅で、座席の下に何者かが爆発物を置いて逃走した想定で行われました。駅員の通報で駆け付けた警視庁の爆発物処理班がロボットを使って爆発物を移動させ、防護服を着た隊員が爆発物を処理する手順を確認しました。一方、警視庁本部では鉄道会社17社が集まり、テロ対策などを協議しました。警視庁は今後、鉄道会社と協力し、駅構内の警備員を増やしたり防犯カメラの設置を進めたりする方針です。

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