秋の叙勲…「大綬章」親授式　天皇陛下から授与[2015/11/05 19:30]

　秋の叙勲で「大綬章」を受章した人たちに天皇陛下が直接、勲章を授与される親授式が行われました。

　親授式は5日午前10時半から皇居宮殿で行われ、最高位の桐花大綬章は竹崎博允元最高裁長官が受章しました。また、旭日大綬章は、元農林水産大臣の太田誠一さんやイタリアの元首相のマリオ・モンティさんらが受章しました。陛下は安倍総理大臣の立ち会いのもと、一人ひとりに勲章を手渡し、受章者がお礼を述べると、「長年、それぞれの務めに精励し、国や社会のために、また、人々のために尽くされてきたことを深く感謝しております」とねぎらわれました。午後2時半からは重光章の伝達式が行われ、出席した受章者55人が陛下に拝謁（はいえつ）しました。