復旧足踏み まだ250人避難所に 鬼怒川決壊2カ月[2015/11/10 16:56]

 鬼怒川の堤防決壊から10日で2カ月。今も多くの住民が避難所で生活をしています。

 茨城県常総市では、9月の関東・東北豪雨の際に鬼怒川の堤防が決壊し、2人が死亡、50棟の住宅が全壊するなど大きな被害が出ました。10日で2カ月が経ちましたが、今も250人近くの住民が自宅に帰ることができず、市内にある6カ所の避難所での生活を余儀なくされています。
 避難生活を送る住民:「浸水してしまっている所もあるから、なかなか(新しい家が)見つからないですね。皆で早く暮らしたいですね」
 県や市は、決壊現場周辺で寸断されたままの県道を年内に開通させる方針です。また、来年3月までに全壊した住宅を取り壊して土地を整備し、復旧を加速させたいとしています。

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