「緊急速報メール」大雨など特別警報でも携帯配信へ[2015/11/16 19:15]

 気象庁は、これまでの緊急地震速報と津波警報に加えて、大雨や暴風、噴火など、すべての特別警報を緊急速報メールで携帯電話に配信すると発表しました。

 気象庁が新たに緊急速報メールとして配信するのは、大雨、暴風、波浪、高潮、大雪、暴風雪の気象に関する特別警報と、噴火警戒レベルが4か5に相当し、人が住むエリアに影響する噴火の特別警報です。11月19日から、特別警報が発表された市区町村にいる人などの携帯電話に配信されます。これにより、気象庁が発表するすべての特別警報が緊急速報メールで配信されることになります。メールを受け取れるのはNTTドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話で、登山者などテレビやラジオが見られない状況にいる人や防災無線が聞こえない場所にいる人でも、携帯電話の電波が入っていれば特別警報が出たことを把握することができます。気象庁は「特別警報にいち早く気付くことで、避難など、その後の行動に生かしてほしい」としています。

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