国が沖縄県知事を提訴 辺野古の承認取り消しで[2015/11/17 10:32]

 アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、沖縄県の翁長知事が辺野古の埋め立て承認を取り消したことに対し、国はその処分の取り消しを求めて提訴しました。

 翁長知事が辺野古の埋め立て承認を取り消したことに対し、国土交通省はこの処分を取り消すよう指示していましたが、沖縄県側はこれを拒否しました。これを受けて、国交省は17日午前8時半ごろ、福岡高裁那覇支部に処分の取り消しを命ずるよう提訴しました。高裁は法律上、来月1日までに1回目の口頭弁論を開くことになります。福岡高裁が国の訴えを認めた場合は、県が命令に従わなくても国が県に代わり、処分の取り消しができるようになります。

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