都営地下鉄の“頭脳” 総合指令所を初めて公開[2015/11/26 08:02]

 都営地下鉄の4つの路線を監視・制御する総合指令所が初めて公開されました。

 今回、公開された総合指令所は去年2月に新設されました。それまで、それぞれの路線で監視・制御を行っていた列車の運行や信号、電力供給などの指令システムを1カ所に統合したということです。運行を制御する運輸指令では、遅れなどがあった場合、液晶画面に映し出されたリアルタイムの状況を見ながら各路線を担当する職員が関係する列車に指示を出すことになっています。建物は免震構造になっているほか、停電した場合でも32時間、指令所の機能を維持できる自家発電も備えています。また、テロなどに備え、指令所の入り口には虹彩(こうさい)認証システムも導入されています。

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