国内9例目 15歳未満の脳死判定 臓器移植へ[2015/11/30 00:47]

 宮崎県内の病院に入院していた15歳未満の男の子が脳死と判定され、臓器摘出手術が行われます。15歳未満の子どもの脳死判定は国内で9例目です。

 日本臓器移植ネットワークによりますと、29日、宮崎県内の病院で15歳未満の男の子が「低酸素脳症」による脳死と判定されました。15歳未満の脳死判定は国内で9例目です。30日から心臓、肺、肝臓、膵臓(すいぞう)、腎臓の摘出手術を行い、それぞれ東京都内や関西地方などの病院で、10代から60代の患者に移植される予定です。男の子の両親は「一人でも多くの人が助かり、元気になるのならば喜ばしいことです。何もなくなるよりは、どこかで生きていてほしい」と話しているということです。

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