菅元総理が安倍総理に敗訴 「メルマガ」巡る訴訟[2015/12/03 16:35]

 法廷での争いは総理に軍配が上がりました。

 原発事故の対応を巡り、安倍総理大臣が2011年5月のメールマガジンで「海水注入指示はでっちあげ」との記事を掲載したことに対し、菅直人元総理大臣は、謝罪や慰謝料などを求める訴えを起こしていました。東京地裁は3日、「菅元総理には海水注入を中断させかねない振る舞いがあった」「『注入は元総理の英断とした虚偽の事実をマスコミに流した』との記事は、重要な部分において真実であったと認められる」としました。そのうえで、「野党議員だった被告が総理の責任を追及したもので、人身攻撃とはいえない」として、菅元総理の訴えを退けました。
 菅直人元総理:「重大な事実の認定において誤認がある。改めて東京高裁に控訴したい」

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