小学校の先生も保育士できます 厚労省が緊急対策[2015/12/04 19:46]

 都市部を中心に保育士が不足していることを受け、厚生労働省が保育士を確保する緊急対策をまとめました。

 国の推計では、待機児童を解消するためには、2017年度末までに約46万人の保育士が必要で、新たに約7万人を確保しなければなりません。厚労省が4日に取りまとめた緊急対策には、小学校や幼稚園の教員資格を持つ人が条件付きで保育士として働くことができるようにするほか、子どもが少ない朝と夕方は、必要な保育士を2人から1人に減らすなどの基準の緩和が盛り込まれました。厚労省は省令を改正して、来年度から実施する方針です。

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