毒物想定のテロ訓練 豊洲新市場や五輪予定地近くで[2015/12/18 19:30]

 東京・江東区の築地市場の移転予定地でテロ対策の訓練が行われました。

 訓練は、江東区のゆりかもめ新豊洲駅構内で液体入りのビニール袋が見つかり、周辺で人が倒れているという想定で行われました。けが人を救助するとともに警視庁の専門部隊が出動し、有毒物質を特定するため、液体が入った袋を慎重に回収しました。新豊洲駅周辺は、来年11月に築地市場の移転が予定されているほか、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでも複数の競技会場が予定されています。警視庁は、駅で不審物を見つけた場合、近付かずに駅員や警察官に通報してほしいと呼び掛けています。

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