2日に1回…死亡率40倍、高速道路“逆走”で対策会議[2015/12/22 11:54]

 相次ぐ高速道路の逆走事故を防ごうと、国土交通省で専門家による対策会議が始まりました。

 国交省によりますと、高速道路での逆走は全国で2日に1回程度起こっていて、逆走が絡んだ事故の件数は年間40件前後です。逆走した運転手の約7割が65歳以上の高齢者だということです。また、高速道路全体の事故と比べると、逆走での事故は死亡率が40倍となっていて非常に危険です。22日の専門家会議では、ETC(自動料金収受システム)やカーナビを使って音声で警告を発するなどの対策について話し合われました。国交省は、来年3月をめどに対策を取りまとめ、2020年までに逆走事故をゼロにしたいとしています。

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