新年祝賀の儀 陛下、震災5年で被災者思いやる[2016/01/01 11:53]

 皇居では「新年祝賀の儀」が開かれました。天皇陛下は新年にあたっての感想で、東日本大震災での避難生活が依然として続いていることに触れられました。

 新年祝賀の儀は1日午前10時から皇居・宮殿で行われ、皇太子ご夫妻や秋篠宮ご夫妻たち皇族が天皇皇后両陛下に新年のあいさつをされました。その後、両陛下は安倍総理大臣や衆参両院の議長らから祝賀を受けられました。陛下は新年にあたっての感想として、東日本大震災から5年となる今年、仮設住宅などでの避難生活を今も強いられている人たちに触れ、「寒さの厳しい冬を健康に十分、気を付けて過ごされるよう、そして、被災地域の復興が少しでもはかどるよう願っています」と述べられました。1日は新年を祝う行事が続き、2日に一般参賀が行われます。

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